小学生向けのタブレット学習は種類も増え、最近とても人気があります。
家庭学習の選択肢として、気になっている方も多いのではないでしょうか。
しかし一方で、こんな不安を感じることはないでしょうか。
- 遊び感覚で知識が定着しなさそう
- 結局サボってしまいそう
- 他の学習方法の方がいいのかも…
こういった点が気になり、やる意味あるのか迷うという声も見かけます。
我が家では実際にタブレット教材を使っていますが、たしかに始める前は「大丈夫かな…?」と不安に感じる点もありました。
そこでこの記事では、タブレット学習が「意味ない」と思われる理由と、実際に使って感じたことを正直にまとめます。
タブレット学習は意味ない?よく言われる理由
冒頭でもお話ししたようにタブレット学習は人気がある一方で、「意味ないのでは?」という意見を目にすることもあります。
実際に挙げられている理由を見てみると、主に次のような点に引っかかりを感じる人が多いようです。
ゲーム感覚になりやすい
タブレット教材は、学習のハードルを下げる目的で、派手な演出やキャラクター、ゲーム要素などが取り入れられています。
そのため、
- 楽しいだけで理解せず終わっていそう
- 知識が定着しなさそう
と感じる人もいるようです。
サボろうと思えばサボれてしまう
タブレット学習は、サポート機能が充実しており、基本的に子どもが一人で進められる仕組みです。
そのため、
- 適当に進めてしまいそう
- 間違っても気にしないで終わりそう
といった心配をするご家庭もあります。
受動的な学習になりやすい
タブレット学習は問題が自動で出題され、操作を進めると解説やヒントもすぐに表示される仕組みになっています。
そのため、
- 自分で考える力がつかなそう
- 与えられた問題をこなすだけになりそう
といった不安を感じる人もいるようです。
書く練習が減ってしまう
タブレット画面の場合、弱い力でも文字として認識されます。また、選択肢をタッチで選んだり、記述も紙のドリルに比べると長い文章を書く機会は少なくなりがちです。
そのため、
- 筆圧が弱くなりそう
- 記述力が落ちそう
と心配する声もあります。
──
ただ、実際に使ってみると、先ほど挙げたような不安や心配のすべてがそのまま当てはまるわけではありませんでした。
ここからは、息子が実際にタブレット教材を使う中で感じた気になるポイントについてお話しします。
実際に使って感じた「気になるポイント」
息子はタブレット学習をはじめて3年ほどになります。実際に長期間使ってみて感じた、我が家で気になったポイントをご紹介します。
書く練習はやはり紙より少ない
たとえば初めて出題される漢字練習の場合、なぞり書き1回と、次のページで問題に答えるかたちで書く、せいぜい2回。
しかも1レッスンで覚える漢字は複数あるため、その場ですべて覚えるのはなかなか難しいと感じました。
実際に息子も覚えきれないものは、ノートに書くなど別の方法も併用しています。
サボろうと思えばサボれてしまう
我が家であった実例ですが、ある日ピロンピロンと電子音が続き、やけに早く進んでいる様子だったので背後から覗いてみたところ、答えを空欄のまま進めている息子の姿がありました。
タブレット教材では不正解になると解説と答えが表示されるため、解説と答えを確認してから解こうとしていたようです。
こうした点も含め、タブレット学習のデメリットについては別の記事で詳しくまとめています。
それでもタブレット学習が意味ないとは思わない理由
ここまでは、一般的に言われている「タブレット学習は意味ないのでは?」という声と、我が家が実際に使っていて感じた気になるポイントをご紹介しました。
ここからは、気になる点がありつつも、なぜ我が家がタブレット学習を3年も続けているのかについてお話しします。
勉強のハードルが下がる
今の子ども達は小学校に入学すると間もなく宿題がはじまります。
それを事前に知っていたので、我が家では幼稚園の頃から少しずつ机に向かう練習をしてきました。
その際に、キャラクターが声や動きで応援してくれるタブレット教材は取り組みやすく、勉強を「勉強」と意識しすぎることなく取り入れられたと感じています。
学習習慣がつきやすい
紙のドリルの場合、終わる時間は自分のさじ加減といったところですよね。宿題も子どもには終わる目処が見えにくいものです。
でも、タブレット学習の場合は1回15分程度で終わることがわかっているため、取り組みやすく、習慣化しやすかったと感じています。
親の負担が少ない
紙のドリルをやっていたころは、
「ねえ、これどういう意味?」
「できたから、これ見て」
など、子どもに声をかけられることが多く、結局その場を離れられませんでした。
タブレット学習にしてからは、リアルタイムで◯×が表示され、間違った問題も解説してくれるので、声をかけられる機会がぐっと減りました。
──
このように、気になる点はあるものの、我が家では勉強を習慣化しやすいという点でタブレット学習のメリットを感じています。
タブレット学習が向いている家庭
ここまでご紹介してきたように、タブレット学習には向き不向きがあります。
我が家の経験から感じた、タブレット学習が向いている家庭の特徴をまとめてみました。
勉強のハードルを下げたい家庭
机に向かうこと自体が苦手な子どもにとって、最初から「勉強」を強く意識する教材はハードルが高いことがあります。
キャラクターや音声でサポートしてくれるタブレット教材は、勉強をゲーム感覚で始めやすいというメリットがあります。
学習習慣をつけたい家庭
「毎日少しずつ勉強する」という習慣をつけたい家庭にもタブレット学習は効果的です。
1回の学習時間が短く区切られているため、子どもにとって取り組みやすく、習慣化しやすいと感じました。
親がつきっきりになれない家庭
家庭学習では、どうしても親のサポートが必要になる場面があります。
タブレット学習は自動採点や解説機能があるため、親がつきっきりにならなくても進められる点が助かっています。
まとめ
タブレット学習は「意味ないのでは?」と言われることもありますが、実際に使っている我が家ではメリットが多くあります。
たしかに、書く練習が少ないことや、サボろうと思えばサボれてしまう点など、少し対策が必要だと思う部分もあります。
それでも、勉強のハードルを下げたり、学習習慣をつけやすいという点では、家庭学習の方法として十分価値があると感じました。
お子さんの性格や家庭の状況に合わせて、家庭学習の選択肢の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。
タブレット教材の全体的な感想や注意点については、こちらの記事で詳しくまとめています。