子どもの遊びを整える

【SNSで反響続出】30秒で開店!ダイソー木製ラックで作るお店屋さん収納アイデア

2025年5月2日

今回は、数年前にインスタグラムに投稿し、大きな反響をいただいた収納アイデアを自分用の記録も兼ねて、あらためて紹介したいと思います。

ちなみに、当時の投稿はこちらです。

こちらからInstagramの投稿も見られます

「かわいい!」「真似しました」といった反応も多く、私にとって忘れられない投稿になりました。

当時の私は、息子の成長とともに増える続けるおもちゃを前に、『使いやすさと片付けやすさ』をどう両立できるか、試行錯誤していました。

そんなときみつけたのが、イギリスのおもちゃメーカー『LE TOY VAN(ルトイヴァン)』のハニービーマーケットです。

画像をタップすると楽天の商品ページに移動します

まさに理想の商品で、購入も考えましたが、当時の値段が約1万5千円。買えない訳ではないけれど「これ、100均のアイテムで再現できるかも…?」と考え始めたときに、たまたま見かけたダイソーの木製ラックが、ぴったりとマッチしたのです。

この100均の商品だけで作れる“お店屋さん風収納”は、見た目の可愛さはもちろん、遊びながら自然に片付けもできる点で多くのママさんから反響をいただき、驚くほどたくさんのコメントやDMが届きました。

私とっては、はじめて『バズる』を経験した投稿でもあり、「見せる収納」と「暮らしやすさ」のちょうどいいバランスを考えるきっかけとなった、思い出深いアイデアのひとつです。

少し前置きが長くなりましたが、それではさっそく”お店屋さん風収納”をご紹介します!

使用アイテムと代用品の紹介

最初にお詫びしなければならないのが、当時はすべて100均で手に入るアイテムを使用しましたが、肝心の『木製折り畳みラック』がダイソーで販売終了になってしまいました。

時の流れを感じます…
再販してほしい


そのため、後半で代用品の情報を記載しています。

使ったアイテム(当時)

▪️ダイソー 木製折りたたみラック(2段) × 1

  • 価格:550円(税込)
  • サイズ:33.5cm × 21.5cm × 46cm

現在は販売終了。代用品は楽天やAmazonで類似品が購入可能です。


▪️キャンドゥ 木製ボックス × 6

  • 価格:各110円(税込)
  • サイズ(2種類):9.5cm × 16cm × 6cm & 8.5cm × 16.5cm × 5.5cm

食品パーツを分けて収納するのにちょうど良いサイズ感。同じ大きさで6個揃えられなかったので、2種類の箱を組み合わせて使用していました


▪️木製おもちゃ(パン、果物など)

お持ちのアイテムでOK!

代用品としておすすめ

ダイソーのラックに近いサイズ・形状の代用品としては、以下のようなものがあります。

Amazonで見つけた「木製2段ラック」はこちら

楽天で買える代用品はこちら|木製マルチラック(2段)

作り方と配置のコツ|並べるだけで”お店屋さん”に!

ここからは作り方をご紹介しますが、難しい作業は一切なく、あっという間に完成します。

手順はとにかくシンプル

  • 組み立て不要、開封するとすぐ使える状態
  • 棚を開いて、木箱を並べるだけで完成
  • 作業時間はほんの数秒。忙しいママでもすぐに用意できます。

配置の工夫

  • 木箱は少し斜めに置くと、見やすさ&取り出しやすさがアップ
  • 上段には軽めのもの、下段には多めのものを入れると安定感◎
    (私は上段に「肉・魚・卵とチーズ」、下段に「野菜・果物・パン」を入れていました)

子ども目線での効果

もともと、おままごと食材は大きなボックスにまとめて収納していましたが、このラックを導入したことで「分けて並べる」ができるようになり、息子のお店屋さんごっこブームが一気に加速しました!

特に感じた効果はこちら:

  • 食材の分類が自然にできるようになる
  • 子どもがお片付けしやすい
    →「とりあえず箱に入れればOK」にすると難易度が下がります
  • 遊びの中で社会性が育まれる
    →お客さん役と店員役の会話やお金のやり取りが自然に生まれる

こっこ
こっこ

お店屋さんごっこで遊んだ経験は、小学生になった息子のコミュニケーションスキルに繋がっている気がします。

見た目・機能のバランスも◎

当時、ママさんからよくいただいた反響の中には、

  • 「そのまま置いてあってもインテリアとして映える」
  • 「遊ぶ台がそのまま収納になるので、片付けのハードルが下がった」

といった声もあり、実際に自分も遊びと暮らしを繋ぐうまい収納を考えられたと自負しています。

実際に使ってみて感じたメリット

この収納を取り入れる前、おままごと食材は大きなボックスにまとめて入れていました。

当時まだ小さかった息子には、たくさんある食材の中から目当てのものをみつけるのが難しく、毎回ひっくり返して探すので、遊び終わると山積みになった食材を全部片付ける必要があり、ちょっとしたストレスを感じていました。

でも、このラックを導入してからは、息子も目当ての品をみつけやすくなり、結果的に、遊び終わったら“定位置に戻す”という流れが自然にできて、片付けのストレスがぐんと減りました。

また、種類ごとに並べることで『野菜を売っているのは八百屋さん』『パンを売っているのはパン屋さん』など役割の理解も深まり、お店屋さんごっこがどんどん発展。

「今日はトマトが安いです」「ドーナツは売り切れです」なんて会話も増えて、「はい、どーぞ」と同じ食材を食べさせられ続けるごっこ遊びからステップアップできました(笑)

“遊び場の延長としての収納”
この体験を通じて、私は「片付けること=しまい込むこと」じゃないんだと実感しました。

日常の動きの中で自然と整う仕組みを作ることが一番の“ラク家事”なのかもしれません。

遊びながら整える収納|その後の話

小さかった息子も今や7歳。生活の中に友達との時間やゲーム・YouTubeが加わり、あの頃たくさん遊んでいたおままごとグッズの出番はめっきり減ってしまいました。今は段階的に手放している状況です。

実はラックも処分してしまったのですが、思い出としても、収納の考え方としても、今の自分につながる“原点”だったと感じています。

そして、最近は学用品や身支度まわりの収納を見直すことが増えたのですが、そのたびに、「分けて収納する」「使う場所に使うものを置く」「見せながら整える」という、お店屋さん収納で得た考え方が、自然と活かされている気がします。

「片付けなさい」と言わなくても、子どもが生活の流れの中で自分から整えられる環境をつくること。それが、今のわが家に合った“無理のない暮らし”を支えてくれていると感じています。

あの小さな棚はもうないけれど、私の収納の原点は、今でもそこにあります。

小さな工夫で『自然に整う』へ

今回ご紹介した『お店屋さん風収納』は、100均アイテムだけで作れて、遊びの中に“整える仕組み”を取り入れることができた自信作です。

見た目のかわいさだけでなく、子どもが取り出しやすく、遊びながら自然に片付けの流れができるという点でも、我が家ではとても役立ちました。

おままごと食材の収納に悩んでいる方、子どもとごっこ遊びをもっと楽しみたいと思っている方に、少しでも参考にしていただけたら嬉しいです。

収納は“しまい込む”だけじゃなく、暮らしの動作の中で生まれるもの。この記事が自然に整う仕組みづくりのヒントになりますように。

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