ハロウィンといえば、おばけに魔女にガイコツ…ちょっと不気味な雰囲気がワクワクしますよね。
日本でも仮装や飾りつけがすっかり定番になりましたが、実はボードゲームの世界にもハロウィンにぴったりな作品があるんです!
今回は、そんなハロウィン気分を盛り上げてくれる「おばけ・魔女・ガイコツ」をモチーフにしたボードゲームを5つ+おまけ1つご紹介します。
ちなみに、夏休みに遊んだボードゲームもまとめています。ボードゲーム好きな方はぜひこちらも見てみてください。
家族で盛り上がる!ハロウィンにぴったりなボードゲーム【5選】
子どもと一緒に遊ぶボードゲームって、対象年齢を参考に選んでも、内容によっては難しかったり簡単すぎたりすることもありますよね。
そこで今回は、基本情報にくわえて、小2の息子と実際に遊んだときの雰囲気もあわせてご紹介します。
「どれならわが家でも楽しめそうかな?」と考えるときのヒントになれば嬉しいです。
お菓子の魔女|5歳から遊べるドキドキお菓子バランスゲーム

対象年齢:5歳〜
プレイ人数:2〜4人
プレイ時間:約15分
どんなゲーム?
『お菓子の魔女』は、カードで組み立てた立体的な「お菓子の家」の屋根から、崩さないようにカードを1枚ずつ引き抜いていくゲームです。
カードにはかわいいお菓子が描かれていて、引き抜けば自分のものに。
ただし次の手番で同じ種類のお菓子を引いてしまうと、屋根に戻さなければなりません。
不安定な屋根は、引き抜くときはもちろん、戻すときにも崩れる可能性があってドキドキ!
もし、ザァッ!と屋根が崩れたら、2人プレイでは崩した人が負け。
3人以上の場合は、最終的に手元に残ったカードの枚数で勝敗が決まります。
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ハロウィンにおすすめな理由
• 「魔女に気づかれないようにお菓子を集める」というテーマがハロウィンらしい
• ルールが簡単で、崩れるかどうかのスリル感はパーティーにぴったり
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我が家で遊んだ感想
実は、カードを引き抜く動作よりも、最初に外箱とカードで家を作る方が難しかったです(笑)


ただ難しいルールはなく対象年齢も5歳からなので、小学生ならすぐに遊べますし、兄弟姉妹がいるご家庭にもおすすめ。
息子は戦略性のあるゲームを好むため、我が家でのプレイ回数は少なめでしたが、バランスゲームのハラハラ感が好きな子どもや家族にはハマると思います。
ヒュ~ドロドロップ|手のひらの限界に挑む!おばけパーティーゲーム

対象年齢:6歳以上
プレイ人数:2〜5人
プレイ時間:約15分
どんなゲーム?
『ヒュ~ドロドロップ』は、片手に5種類のアイテムを置き、カードで指定されたアイテムだけを落としてスピードを競うゲームです。
一見「簡単そう!」と思いきや、使えるのは片手だけ。
しかもスピード勝負で、余計なアイテムを落とすと失敗。
大人でも意外と難しく、指や手のひらの筋肉をフル活用して正しいアイテムをより分けなければなりません。
慣れてきたら「手を握ったまま見ずにプレイする」上級編も。
形だけを頼りにアイテムを探すため、難易度はさらにアップ!ありそうでなかった新感覚のパーティーゲームです。


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ハロウィンにおすすめな理由
• おばけコマやお題カードが登場し、雰囲気がハロウィンにぴったり
• ルールがシンプルで子どもも大人もすぐに遊べるので、パーティー向き
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我が家で遊んだ感想
カードに描かれたものを「取る」ゲームはよくありますが、「落とす」ルールは新鮮でとても盛り上がりました。
ただ、繰り返すうちに夫は動作に慣れてスピードが上がるのに対し、息子は手が小さい分どうしても不利に…。
そのため、我が家では 息子=通常ルール(見ながら落とす)、大人=上級ルール(見ずに落とす) というハンデをつけて対等に遊びました。
こうすることで家族みんなで楽しめましたよ!
おばけキャッチ2|頭をフル回転させるスピード勝負!

対象年齢:8歳以上
プレイ人数:2〜8人
プレイ時間:20〜30分
どんなゲーム?
『おばけキャッチ2』は、カードの絵柄を瞬時に判断して、該当するアイテムを素早く取るスピード勝負。
瞬発力と頭の回転が必要なゲームです。
※『おばけキャッチ』の姉妹版で、組み合わせて遊ぶことも可能です。
テーブルには「白いオバケ」「緑のカエル」「赤いタオル」「青いブラシ」「グレーのバスタブ」の5つのコマを並べます。
カードをめくると、一見シンプルに見えますが「単純に描かれたものを取る」だけではないのが、このゲームの難しくて面白いところ!
コマの取り方は2パターンあります。
- 形と色がぴったり一致している場合 → そのアイテムを取る
- 形も色も一致しているものがない場合 → 描かれた形・色の両方に当てはまらないものを取る


ここまでは『おばけキャッチ』と同じルールですが、2ではさらに「カエルのカード」が登場。
カエルが描かれていたら取らずに名前をコールするなど、頭を混乱させる追加ルールがあり、脳トレ感覚で盛り上がれます。
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ハロウィンにおすすめな理由
• 真っ白なおばけコマがシンボルになっていて、見た目からハロウィンっぽい
• 「パッと反応する」楽しさがあり、集まりの場でワイワイ盛り上がれる
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我が家で遊んだ感想
文字だけで読むととても複雑そうに感じますが、実際にはコマを見ながら進めればすぐに理解できます。
ただ、分かっていても思うように取れないことが多く、間違ったコマをつかんで「あちゃ〜」となるのがこのゲームの醍醐味。
かなり盛り上がります。
慣れてくると息子(小2)の反応スピードに大人が敵わない場面もあり、若い脳のポテンシャルを感じました(笑)
スカル|ドクロで駆け引き!心理戦が熱いブラフゲーム

対象年齢:10歳以上
プレイ人数:3〜6人
プレイ時間:約15〜45分
どんなゲーム?
『スカル』は、裏返した「花」と「ドクロ」のカードを使って行う、シンプルだけど奥深い騙し合いのゲームです。
各プレイヤーの手札は「花」3枚と「ドクロ」1枚。
最初は全員がカードを1枚ずつ伏せて出し、2巡目からは「カードを重ねる」か「めくる」かを選択します。
めくる場合は「何枚めくれるか」を宣言し、実際にめくってドクロを引かなければ勝利。
ただし、他の人がそれより大きな数を宣言したら、めくる権利はその人に移ってしまいます。
「花」を出しているフリをして実は「ドクロ」を仕込んでいたり、相手の表情を読み取ったり…。はったりや心理戦が存分に楽しめるのが魅力です。


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ハロウィンにおすすめな理由
• ドクロ(スカル)のモチーフがまさにハロウィンの雰囲気にぴったり
• 駆け引きでドキドキする展開は、パーティーの盛り上げ役にぴったり
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我が家で遊んだ感想
対象年齢は10歳以上ですが、ルールは「カードを伏せて、花の枚数を当てる」というシンプルなものなので、小2の息子でもすぐに理解できました。
「ドクロ置いた?」「置いてないよ」と顔を見ながらやり取りしていると、つい笑ってしまう場面もしばしば。
少人数でも楽しめますが、最大6人で遊べるので人数が増えるほど駆け引きも熱くなり、盛り上がりますよ。
ガイスター|2人専用!駆け引きが熱いおばけ対戦ゲーム

対象年齢:10歳以上
プレイ人数:2人
プレイ時間:約20分
どんなゲーム?
『ガイスター』は、自分のコマを動かして勝利条件を目指す2人専用の心理ゲームです。
プレイヤーはそれぞれ8個のおばけコマを持ち、うち4個は「よいオバケ」、残り4個は「悪いオバケ」。
背中のマークで自分のコマは分かりますが、相手からは区別できません。
ここが最大の駆け引きポイントになります。
交互に1体を前後左右に1マス動かし、次のいずれかを満たせば勝利です。
- 相手の「よいオバケ」を4個すべて取る
- 相手に自分の「悪いオバケ」を4個すべて取らせる
- 自分の「よいオバケ」を相手陣地の出口から脱出させる
相手の動きを観察し「これはよいオバケ?悪いオバケ?」と推理しながら、自分の作戦を隠すのがこのゲームの醍醐味。
表情や仕草の読み合いも加わり、シンプルながら緊張感ある心理戦が楽しめます。


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ハロウィンにおすすめな理由
• 「よいオバケ」と「悪いオバケ」が登場し、ハロウィンらしい雰囲気
• シンプルなルールながら駆け引きは奥深く、子どもから大人までハラハラできる
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我が家で遊んだ感想
対象年齢は10歳以上ですが、ルールはとてもシンプル。
「よいオバケ」「悪いオバケ」という分かりやすいキャラ設定もあり、小学生でもすぐに入り込めました。
息子(小2)は「出口からよいオバケを逃がす」作戦をよく使いますが、見抜かれてコマを取られると悔しがって大盛り上がり(笑)。
勝利条件が複数あるので、年齢が上がったりプレイ回数が増えたりするほど戦略の幅が広がり、長く遊べるゲームだと思います。
おまけ:ゴーストハンター|懐中電灯でゴーストを照らし出すパズルゲーム

対象年齢:6歳以上
プレイ人数:1人
プレイ時間:自由(全60問)
どんなゲーム?
『ゴーストハンター』は、懐中電灯の描かれたピースを問題カードの上に並べ、ゴーストをすべて照らし出しながら正方形のボードに収めるパズルゲームです。
難易度は4段階。
最初はヒントつきの初級問題から始まり、ヒントが徐々に減っていき、最後は完全ノーヒントのマスター問題へ。
全60問が用意されています。
段階的にレベルアップしていくので子どもでも遊びやすく、後半は大人でも手こずる問題があるほど。
自分のレベルに合わせて長く楽しめるのが特徴です。


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ハロウィンにおすすめな理由
• ゴーストがテーマのパズルで、雰囲気がハロウィンにぴったり
• 1人で集中して遊べるので、パーティー中の待ち時間や静かな遊びにも向いている
我が家で遊んだ感想
我が家では息子が幼稚園時代に導入。
当時は私が遊び相手になることが多く、「なんとか1人で遊んでほしい」という思いから1人用ボードゲームを色々試していた中のひとつです。
最初は分かりやすいヒントが描かれていて段階的に難しくなるので、幼稚園児でも楽しめましたし、小学生になった今もマスター問題で楽しんでいます。
基本的には1人用ですが「懐中電灯をここに動かしたらどう?」など、相談しながら試行錯誤していると、コーヒー片手でも一緒に遊んでいる雰囲気が出せるので、疲れたときに助けられた思い出があります(笑)
まとめ|おばけや魔女と一緒にハロウィン気分を盛り上げよう!
今回ご紹介したボードゲームは、おばけ・魔女・ドクロといったハロウィンらしいモチーフ が登場し、小学生でもルールを理解しやすく、大人も本気で楽しめるものを基準に選びました。
ハロウィンパーティーをするご家庭もしないご家庭も、ぜひ今回のゲームを通してハロウィンの雰囲気を味わってみてください。
素敵なハロウィンナイトを過ごせますように🎃
遊んだあとは片付けも必要ですよね。
我が家のボードゲーム収納アイデアをまとめているので、お時間のある方はこちらもぜひチェックしてください。

