多くの子どもが夢中になる遊びのひとつに、“お店屋さんごっこ”がありますよね。
商品を並べたり、レジを打ったり、お客さんになったりと、年齢ごとの成長も感じられる微笑ましい遊びです。
でも、いざ遊びスペースを作ろうとするとアイテムがごちゃごちゃ。
本当はもっとすっきり可愛くしたいけれど、「専用のおままごと棚は高くて買えない」「いずれ使わなくなるから大きなものはちょっと…」と悩むママも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、手頃な棚を使って“お店屋さん風収納”を作る方法を紹介します。
実際に我が家でも取り入れたところ、見た目がかわいく、ママは気分が上がり、子どもも遊びやすく片付けやすい空間に。
高価な専用品を買わなくても、“遊び×収納×インテリア”の三拍子がそろう方法をお伝えします。
使用アイテムと代用品の紹介
それでは、さっそく実際に使ったアイテムを紹介していきます。
当時はすべて100円ショップで揃えましたが、メインで使っていた「木製折りたたみラック」がダイソーで販売終了になってしまいました。
そこで、今回は当時の使用アイテムと、現在入手できる代用品を合わせて紹介します。
使用したアイテム(当時)
▪️ダイソー 木製折りたたみラック(2段) × 1
- 価格:550円(税込)
- サイズ:33.5cm × 21.5cm × 46cm
現在は販売終了。代用品は楽天やAmazonで類似品が購入可能です。
▪️キャンドゥ 木製ボックス × 6
- 価格:各110円(税込)
- サイズ(2種類):9.5cm × 16cm × 6cm & 8.5cm × 16.5cm × 5.5cm
食品パーツを分けて収納するのにちょうど良いサイズ感。同じ大きさで6個揃えられなかったので、2種類の箱を組み合わせて使用していました
▪️木製おもちゃ(パン、果物など)
お持ちのアイテムでOK!
代用品としておすすめ
ダイソーのラックに近いサイズ・形状の代用品としては、以下のようなものがあります。
作り方と配置のコツ|並べるだけで”お店屋さん”に!
ここからは作り方をご紹介しますが、難しい作業は一切なく、あっという間に完成します。
組み立て不要で、箱から出してすぐに使える手軽さも魅力です。
手順はとにかくシンプル
- ラックを開いて設置する
- 木箱を並べる
- 商品を並べる
作業時間はほんの数秒。忙しいママでもすぐに準備OK。

配置の工夫
- 木箱は少し斜めに置くと、見やすさ&取り出しやすさがアップ
- 上段には軽いアイテム、下段には量の多いものを入れると安定感も出ます
(我が家では、上段に「肉・魚・卵とチーズ」、下段に「野菜・果物・パン」を入れていました)

実際に使ってみて感じたメリット
もともとおままごと食材は、大きなボックスにまとめて入れていました。
それでも遊べないことはありませんが、この収納を取り入れてからは、息子の“遊びやすさ”と“片付けやすさ”がぐんとアップ!
見た目のかわいさや知育効果など、たくさんのメリットを感じました。
子ども目線での効果
ラックを使うことで「分けて並べる」ができるようになり、息子のお店屋さんごっこブームが一気に加速しました。
特に感じた効果はこちら:
- 食材を自然に分類できる
- お片付けしやすい
→「とりあえず箱に入れればOK」にすると難易度が下がります - 社会性が育まれる
→お客さん役と店員役の会話やお金のやり取りが自然に生まれる
お店屋さんごっこで遊んだ経験は、小学生になった息子のコミュニケーションスキルに繋がっている気がします。
見た目・機能のバランスも◎
この内容はインスタグラムでも紹介したのですが、以下のような反響を多くいただきました。
- 「そのまま置いてあってもインテリアとして映える」
- 「遊ぶ台がそのまま収納になるので、片付けのハードルが下がった」
実際に使ってみて、“遊びと暮らしをつなぐ収納”としても満足度が高く、長く使える仕組みになったと感じています。
まとめ|お金をかけずに叶うお店屋さん収納
お店屋さんごっこ収納は、特別な道具や高価な家具がなくても十分に楽しめます。
棚と小物を少し工夫するだけで、「遊びながら片付く」 という理想の仕組みが自然にできあがります。
実際に使ってみて感じたのは、子どもが自分で考えて動くようになること。
「ここに並べたら見やすい」「これは下にしまおう」といった気づきを通して、遊びながら整理の感覚が身についていきました。
高価な専用品を買わなくても、身近なアイテムで工夫すれば“遊び・収納・インテリア”のすべてを両立できます。
限られたスペースでも、子どもの想像力が広がる小さな“お店屋さんコーナー”を、ぜひ楽しんでみてください。