「スマホの容量、いつもギリギリ。」
「写真整理しなきゃ…」って思いながら、気づけば何ヶ月も放置。
それもそのはずで、私は息子が産まれてから幼稚園を卒業するまで、1ヶ月に500〜1000枚くらい撮ってたんです。

これが多いのか普通なのか、いまだによく分からないけど
小学生になってからは、さすがに枚数は落ち着いたものの、
一緒に出かけたときは、ここぞとばかりに撮りまくるのは相変わらずで…(笑)
なので、今も昔もスマホの容量は常にギリギリ。
「いよいよヤバい…!」となっては、写真フォルダのダブりや不要ショットを地道に削除する日々。
でも正直、“焼け石に水”状態でした。
そんなとき、SNSで見つけたのがBUFFALOの『おもいでばこ』。
「これさえあれば、容量問題も写真整理も全部解決するはず!」
そんな希望を胸に、勢いでポチった5年前は、正直かなり期待していました。
「スマホ容量スッキリ」「写真整理もラクラク」
そんな未来を想像してたけど、
実際は……転送遅いし、いまだに私のスマホ容量はパンパン(苦笑)
それでも、気づけば5年使い続けて、なんと去年2代目に買い替え。
いろいろツッコミどころはあるけど、
それでもやっぱり、わが家にはこれが必要なんです!
今回は、そんな理想と現実のギャップもまるごと含めた「おもいでばこ」本音レビューを書いてみようと思います。
家族の思い出をまとめて守りたい!私が『おもいでばこ』を選んだ理由
当時の私は、クラウドサービスにあまり信用が持てなくて、
スマホの写真をパソコンに移して、さらに外付けHDDに保存するという、めちゃくちゃ手間のかかる方法で管理していました。
(この方法は、実は今も続けてるんですけどね…笑)
でもこれがまぁ、とにかく時間がかかる。
乳幼児のお世話をしながら、ゆっくりパソコンに向かう時間なんてほとんどなくて、
気づけば何ヶ月も放置。
そうなると、写真の量も作業量もどんどん増えていって、「整理しなきゃ…でも面倒だなぁ…」の無限ループ。
そして極めつけは、「外付けHDDだっていつかは壊れる」という不安。
もし今HDDが壊れたら『大切な思い出が全て消えてしまう』という心配が頭の片隅にあって、ずっとモヤモヤしていました。
もっと簡単に、安全に、写真を残せる方法ないかな…
そんな思いでネット検索していたときにみつけたのが、
BUFFALOの『おもいでばこ』でした。
おもいでばこに惹かれたポイントは、
写真や動画の保管場所になるだけじゃなく、
「見返せるアルバム的な存在」でもあるという、一石二鳥なところ。
しかも、ふと気づけば、それまで私が保存してたのは、「自分のスマホで撮った分だけ」。
夫が撮影したものやビデオカメラで撮影したものは、別の場所にバラバラに保存していたんです。
でも『おもいでばこ』な家族みんなの写真や動画を1箇所にまとめて保管できる!
そう思ったら、ますます気持ちは前のめり。
さらに、「テレビの大画面で家族みんなで思い出を見返せる」っていう機能も、当時の私にはすごく魅力的に映りました。
なんだか、昔ビデオデッキでホームビデオを見てた“昭和”みたいな(笑)
「これさえあれば、容量問題も、家族の思い出管理も、ぜんぶ解決するはず!」
そんな期待いっぱいでポチったのが5年前。
ここから、「おもいでばこと私たち家族の長いお付き合い」が始まったのでした。
期待しすぎた…!それでも意味があった。使ってわかった現実と本音
「スマホ容量スッキリ」「写真整理もラクラク」という期待に胸を膨らませてポチったおもいでばこ。
でも、いざ届いて使ってみたらすぐ理想とは違っていることに気づきました。
「あれ?転送スピード…思ったより遅い…?」
写真をWi-Fiで転送するのに、なかなかの時間がかかる。
少ない枚数ならまだしも、数百枚まとめて送ろうとすると途中で止まったり進んだり…。
30分、下手したら1時間以上かかることも。
その間、スマホは使えない。
結局、「よし、今日は写真整理するぞ!」って意気込んでも、途中で飽きる or 時間切れ。
気づけばスマホの容量は、相変わらず“ギリギリライン”をキープしたまま
それでも、全く意味がなかったわけじゃありません。
撮った写真が、どんどん『おもいでばこ』にたまっていく安心感。
そして何より、テレビの大画面で家族みんなで見返せる楽しさ。
特に喜んだのは、息子。
そういえば、息子はそれまで撮られるばかりで、
「自分の写真や動画を見る機会」なんてほとんどなかったんですよね。
『おもいでばこ』が届いた当初はまだ2歳くらいで、しっかりした言葉こそなかったけれど、
繰り返し見たがったり、楽しそうに画面をじーっと見ていたのを鮮明に覚えています。
そして大きくなった今では、
「こんなことあったんだぁ」
「遊園地行ったの、楽しかったよね!」
と、目をキラキラさせながら楽しそうに話すので、そんなときは、家族みんなで思い出を振り返る時間にしています。
「見ること自体がイベントになる」
それこそが、まさに『おもいでばこ』ならではの良さだと感じます。
当初の狙いだった「スマホの容量スッキリ計画」は、あえなく失敗だったけど、
「思い出を残す場所がある安心感」と「家族で振り返れる時間」ができたことは、
買ってよかったと思える大きな理由になりました。
それでも、私が『おもいでばこ』を手放せない理由
最初の目的だった「スマホの空き容量問題」は、結局解決していません。
それでも私には、『おもいでばこ』を手放せなくなった理由があります。
アルバム作りができていない罪悪感が軽くなった
ずっとできずにいた、「写真を現像してアルバムにまとめる」という理想。
頭の片隅にずっとあって、できないことへの罪悪感がついて回っていたけれど、
『おもいでばこ』があることで、とりあえずここに入れておけば、いつでも見返せるし
「まあ、いっか。」
そんなふうに思える安心感ができました。
操作がシンプルで、子どもが見返しやすい
操作がとてもシンプルだから、
息子も年長になったくらいから、1人でリモコン操作できるように。
子どもって、自分や家族の写真を見ることで“自分はこの家族の一員だ”って安心できて、自己肯定感が育つって聞いたことがあるんですが、
まさにそれだな〜って、息子の様子を見ていて思います。
ビデオカメラの映像が手軽に見られる
意外と便利だったのが、「ビデオカメラで撮った動画が、テレビですぐ見られること」。
我が家の場合、ビデオカメラとテレビを有線で繋がないと見られなかったので、
正直、撮ったっきりでほとんど見返していませんでした…。
でも今は、リモコンひとつでサッと再生。
「あの時の動画、見たい!」って思ったときに、すぐ見られるのは本当にありがたいです。
2代目はプレミアムモデルに!そして今販売中のモデルはこれ
当初の思惑どおりにはいきませんでしたが、
我が家になくてはならない存在になった『おもいでばこ』。
ところが、昨年末、ついに容量オーバーに。
1TBもあったのに…と驚きつつも、
やっぱり動画を残していくと、思った以上に容量を使うんですよね。
買い替え自体には迷いはなかったけれど、容量選びではめちゃくちゃ悩みました。
実は、現行モデルで最大容量は4TB。
「どうせなら最大容量にしておくべきか…?」と何度も考えましたが、
最終的には以下の理由で、プレミアムモデルの2TBを選びました。
- 息子が産まれてから幼稚園卒園までで、1TBに収まっていたこと
- この先、写真や動画を撮る機会は少しずつ減っていきそうなこと
- 4TBはスタンダードモデルしかなく、保証や耐久性の面でプレミアムに惹かれたこと
データ移行も心配でしたが、BUFFALO公式サイトに詳しい手順が載っていて、意外とスムーズに完了。
「7年分の思い出が無事、丸ごと2代目に引き継がれた瞬間」は、 本当にホッとしたし、「これまでちゃんと残してきてよかったな」と感じました。
ちなみに現在使っているのは、「PD-2000-LV(2TB)」というプレミアムモデル。
HDDの耐久性が高く、保証も3年付き。

以下に、現在販売されているモデル一覧表を簡単にまとめておきますね。
シリーズ | PD-2000 | PD-2000-V | PD-2000E |
タイプ | スタンダード | プレミアム | エントリー |
こんな方におすすめ | できるだけたくさん保存したい人 | より安全にデータを残したい人 | 家にWi-Fiを設置していない人 |
Wi-Fi | 対応 | 対応 | 非対応 |
有線LAN | 対応 | 対応 | 対応 |
容量 | 1TB / 2TB / 4TB | 1TB / 2TB | 1TB / 2TB |
搭載HDD | HDD | 高信頼 VideoHDD | HDD |
データ復旧 | 1年間 | 3年間 | 1年間 |
リモコン | Bluetooth | Bluetooth | 赤外線 |
購入ページ | 楽天で見る | 楽天で見る | 楽天で見る |
もしこれから購入を検討している方は、
ご家庭のデータ量やWi-Fi環境に合わせて選んでみるとよいと思います。
これからも、ともに歩む『おもいでばこ』
おもいでばこは、ただのデータ保存やアルバム代わりじゃなく、
私の心をそっと癒してくれるアイテムでもあります。
実は小2になった息子は、すっかり生意気で反抗的。
つい最近も、「ママなんて嫌い」「いなくてもいい」なんて言われて、
本気じゃないと思いつつも、正直かなり傷つき落ち込みました。
だから、なんとなく「小さい頃の息子が見たいな」と思い、
おもいでばこを開いてみたんです。
そこで流れてきたのは、
“息子が初めて幼稚園バスに乗る日”の映像。
「ママも一緒にいこう」と、私にしがみつく小さな後ろ姿…。
画面越しにそれを見た瞬間、胸がギュッとなりました。
そして、ふと思ったんです。
「あんなに小さかったのに、こんなに大きくなったんだな」
「反抗も、きっと成長のしるしなんだろうな」
「未来の私は、今の息子のことも“まだ小さかったなぁ”って思うんだろうな」
そんなふうに、いろんな感情や視点が自然と湧いてきて、
「今この瞬間の息子との時間を、もっと大切にしよう」ってまた思えるようになりました。
息子との日々を記録した写真や動画は、私にとって“息子自身の次に大切な宝物”です。
それをこれからも、安心して残し、いつでも振り返れるように。
私はこれからも、『おもいでばこ』と一緒に息子の成長を見守っていくつもりです。