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プラレール収納、無印ボックスで「ざっくりまとめて片づけやすく」整えました

こっこ
こっこ

今回は、プラレール収納の見直しについてです。
理想の部屋と現実の子育て、その間で揺れた私の本音も綴ってみました。

突然の告白になりますが(笑)、実は私、最初からプラレールを歓迎していたわけではありませんでした。

というのも、子育ての情報を集める中でInstagramに出会い、いつしか海外の子ども部屋みたいな木製の家具やおもちゃが並ぶ温かな雰囲気に憧れるようになったんですよね。

そんな理想があったので、買うなら木製レールをと思っていたし、青い線路やプラスチックの質感がどうしても「部屋から浮くな…」と感じてしまって。

正直、どちらかというと敬遠してしまっていたんです。

だから、息子がパーシーにハマったのを知って、妹がプラレールのトーマスセットをくれたときも、嬉しさと同時に、ちょっとだけ複雑な気持ちがあったのは事実(今だから言えるけどw)

でも、息子が楽しそうに遊ぶ姿を見ていたら、そんな思いはすぐに吹き飛びました。

プラレールって、坂道をのぼったり猛スピードで走り下りたり、木製レールとはまた違った魅力があるんですよね。

レイアウトを組んだり、走る車両を眺めたり、息子と一緒に遊んでいるうちに、気づけば私もすっかりプラレールの魅力にハマっていました。

ただ、やっぱり見た目の面では木のおもちゃのように部屋の目立つ位置に飾る気持ちにはなれず…。

収納についても、なるべく目立たないように隠す感じで、「とりあえず入れておく」だけの後回し。

あまっていたファイルボックス2つと、100均の薄いケースになんとなく収まっていたので、多少あふれていても「まあいっか」と見て見ぬふりでやり過ごしていました。

でも、息子の小学校入学に合わせて子ども部屋を見直すことになり、「今の量に合った収納にちゃんと整えたいな」と、ここで遅ればせながらようやく向き合ってみる気になったのです。

Before|”とりあえず入れておく”だけのプラレール収納

先ほどもお伝えしたように、我が家のプラレール収納は、長らくあまっていた無印のファイルボックス2つと、100均の薄型ケースでした。

「とりあえずこれで入るし、まあいっか」という気軽な感じ使い始めたものでしたが、意外と利便性もあったので、少しご紹介しますね。

あまり知られていないかもしれませんが、無印のファイルボックスって、フタにキャスターを付けて、ボックスの底に重ねて使うことができるんです。

これだと子どもでも押して運びやすいですし、キャスターを外せばまたフタとして使えます。

フタをすればボックスを重ねて収納できるので、とても柔軟さがありますよね。

サイズ感も絶妙で、無印の棚もちろん、自作の棚へのすっきり収まり、1箱に収まっていた時期までは、本当に快適でした。

ただプラレールって、ハマればハマるほど、量が増えるのはお約束。

基本の直線レールやカーブならそこまで困りませんでしたが、分岐レール、坂道、橋脚、ターンアウトなど、大きさも形もバラバラなパーツが増えていくと、さすがに収まりきらない…。

ボックスをもう1つ増やしてみたものの、今度は収納が分散してしまい、あふれかけた状態のなかから「どこに何があるんだっけ?」と探すのは、使うのも片付けるのも”地味なストレス”になっていきました。

After|”使いやすさ重視”で選んだ、今の収納スタイル

地味なストレスを感じつつも面倒臭さが勝り長らく放置されていたプラレール収納。

子供部屋のアップデートに合わせてようやく見直しすることにしました。

そして、わが家がたどり着いたのが、「まとめてひと箱にしちゃう」収納スタイル。

使っているのは、無印良品の『ポリプロピレン収納ボックス・ワイド・大』。

Instagramで紹介したところ、「知らなかった!」という反応も多く、意外と知られていない”隠れた名品”です。

無印の収納ボックスの中でもかなり大きな部類で、一般的な収納ボックスのような見た目ですが、フタは留め具なしでもカチッとしっかりはまり、何よりのポイントは『インナートレイ』が付けられること。

実はこれが、「ひとまとめにしよう」と思ったいちばんのきっかけでした。

以前は、車両も線路も情景パーツも全部一緒にボックスに入れていたので、お気に入りの車両が中でガチャガチャぶつかってボロボロに…。

トーマスの顔も消えかけて、ちょっとかわいそうな状態でした。

でもこのインナートレイがあれば、車両だけを分けて収納できるので、痛みも防げてすっきり収まる。

きっちり分類して収納するほどでもないけど、「なんとなくごちゃついてるのが気になる」という私のようなタイプには、この”ざっくり1ボックス+ちょっこっと仕切り”が、まさにぴったり!

そして、なによりの魅力はやっぱりその大容量な収納力。

今まではぴちぴちのボックスに無理やり詰め込んでいたので、線路の形を揃えてパズルのようにしまわなければならず、大人の手が必要でした。

でも、この大きなボックスに変えてからは、子どもがざっくり入れるだけでOK!

片付けのハードルがぐっと下がって、遊び終わりの”親の手出し”もだいぶ減りました。

ボックスが3→1になってスッキリ。もっと早く入れ替えれば良かった。

もちろん、メリットばかりではなく、少し注意点もあります。

このボックスはキャスターは付けられないため、収納が1つにまとまった分、それなりの重さがあり、運ぶときは大人の手が必要になりました。

それでも、これまで感じていたストレスに比べれば全然気になりません(笑)

収納力と使い勝手のバランスがちょうどよかった理由

少し話を戻して、私がなぜ無印のポリプロピレン収納ボックス・ワイド・大を選んだのか、その理由を少しお話ししたいと思います。

私は収納を考えるとき、なるべく失敗したくないので、「もうこれで買い替えなくていいベスト」を探して、徹底的にリサーチするタイプです。(って、みんなそうなのかな?w)

今回プラレール収納を見直すにあたっても、SNSやブログなど、さまざまな収納方法を調べました。

中には、線路を形ごとに分けてケースに収納したり、外からも分かりやすいよう写真を貼ったりと、「これ素敵だな〜!」と思うようなアイデアがたくさんあって、目移りするほどでした。

でも、繰り返しにはなりますが、我が家の場合プラレールはメインの遊びではなく、息子が気が向いたら出して、飽きれば片付けてトミカに戻るくらいのスタイル。

だからこそ、細かく分類するよりも、ある程度ざっくりまとめて、サッと出して、サッと片付けられることが、何より重要でした。

そんなときにみつけたのが、無印のポリプロピレン収納ボックス・ワイド・大。

「ざっくり入れて、ちょこっと仕切れる」このバランスが、我が家にはちょうど良かったんですよね。

特に、片づけるときに“収まりを気にしすぎなくていい”というのは、想像以上にストレスフリーでした。

フタすれば半透明のすっきりとしたな見た目になるので、たとえ目につく場所に置いてあっても、さほど気にならない点も気に入っています。

実は、この収納が思いのほかしっくりきたので、木製レールの収納にも使うことにしました。

整えてよかった。ちょっとした見直しで変わったこと

プラレールの収納を見直したことで、思っていた以上に気持ちがすっきりして、そのとき初めて、自分がずっと”小さなストレス”を抱えていたんだな、と気づきました。

今では、子どもが自分で“ざっくり”しまえるようになって、「ママ、これここでいい?」みたいな確認も減り、自分の判断で片付けを進められるようになったことが、少し自信になっているようです。

以前より片付け時間は短くなって、私自身の「片付けなきゃ」というプレッシャーも、少しだけ軽くなりました。

派手なビフォーアフターじゃないけれど、日々の中にある小さな違和感を、ひとつ手放せた。

それだけでも「やってよかった」と素直に思える、そんな見直しでした。

おもちゃ収納に”正解”はないからこそ

プラレールに限らず、おもちゃの収納って、見た目・使いやすさ・子どもとの相性…いろんな要素が絡み合っていて、これが正解!という形はありませんよね。

だからこそ、「わが家にちょうどいい収納ってなんだろう?」と試行錯誤するプロセスが、実は暮らしの中ではすごく大切なことなんだなと、今回あらためて実感しました。

整ったことで、子どもが自分で片づけられるようになったり、私自身の気持ちも少し軽くなったり。そういう“日々の小さな変化”を生む収納の力を、改めて感じた見直しでした。

この記事が、どなたかの「わが家にちょうどいい方法」を見つけるヒントになれば嬉しいです。

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