
今回は、あこがれのIKEA『トロファスト』風プレイテーブルを自作した話です!
今でこそ、当たり前のように聞く『プレイテーブル』という言葉ですが、数年前までは、海外の子ども部屋とか一部のおしゃれインフルエンサーさんだけが持ってる、ちょっと特別な存在でした。
中でも、IKEAの「トロファスト」は、値段も手頃なうえに、おしゃれで、収納でありながら上部はプレイテーブルのように遊びにも使えるという万能アイテム。
そんなのほしいに決まってる!
IKEA|トロファスト
※ こちらの商品は楽天での価格が公式より高い場合があります。

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でも、私が住む北海道にはIKEAがなく、オンラインストアでは購入できるけど、送料を含めるとかなりの高額に…。

一番近くて仙台店なの。
IKEAさん早く北海道きてくれませんか?
「似たようなものを、もっと手軽に用意できないかな?」と考えていたとき、ニトリのカラボ(カラーボックス)と収納ボックスを使う方法を思いつきました!
カラボ4つで作れる!我が家のプレイテーブルの材料と組み立て方
今回使った材料は、とてもシンプル。ほぼニトリで揃います。コルクボードはお好みで!
(我が家は近所のホームセンターで購入しました)
使用したもの
▪️ニトリ 連結できるNカラボレギュラー2段(ホワイトウォッシュ)×4台

- 価格:1,290円(税込)
- サイズ:幅41.9 × 奥行29.8 × 高さ59cm
▪️ニトリ カラボにぴったり 収納ボックス専用引出しレール2本組 ホワイト ×12セット

- 価格:149円(税込)
- サイズ:幅2.1 × 奥行1.7 × 高さ26.2cm
▪️ニトリ カラボにぴったり 収納ボックス浅型ホワイト ×8

- 価格:399円(税込)
- サイズ:幅38 × 奥行27.6 × 高さ12cm
▪️ニトリ カラボにぴったり 収納ボックス深型ホワイト ×4

- 価格:599円(税込
- サイズ:幅38 × 奥行27.6 × 高さ23.1cm
▪️DCM コルクボード S16-OCB08 ×1

- 価格:1,738円(税込)
- サイズ:60 × 90cm

価格は現在(2025年5月)のものです。
当時の価格は忘れてしまいました。ごめんなさい。
必要に応じて滑り止めシートや結束バンドをプラスすると安定感が高まりますよ。
組み立てのポイント
- カラボを背中合わせに2つずつ並べることで、引き出しの収納力はそのままに 60 × 90cm ほどのテーブルが作れます。
- コルクボードは上に置くだけでもOKですが、滑り止め等で固定するとズレにくくなります。
- 横並びに連結したり、縦に2つまで積み上げることも可能です。
収納力と使い方
このプレイテーブル、見た目はすっきりしているけど、収納力もあなどれません。
我が家は1つのカラボに対し「浅型ボックス×2」と「深型ボックス×1」というバランスにしましたが、「深型ボックス×2」や「浅型ボックス×4」など、カラボごとに自分で調節できるのもポイントで、お手持ちのおもちゃの大きさや量に合わせて調節できますよ!
トミカやフィギュアなど小さなおもちゃ、文房具やクラフト用品など“こまごましたもの”は浅型ボックスに、積み木や線路など大きめだったり量の多い“かさばるもの”は深型ボックスに入れてスッキリ。我が家では、そんな使い分けをしていました。
引き出しレールがまた優れもので、引き出しが抜けにくい仕様になっているので、子どもでもスムーズに開け閉めができ、遊ぶ→片付けるの動作がしやすいのも嬉しいところ。

ウワサによると、本家トロファストは、引き出しが抜けやすいなんて話も…。
使ってわかった!プレイテーブル収納のリアルな使い心地
このプレイテーブルを作ってから、息子の行動に進化が見られました。良かった点とやや注意が必要だと感じた点があったので、合わせて紹介します。
使ってよかったと感じたポイント
それまでの息子は、おもちゃを棚から運んで遊んでいたのですが、遊び疲れると棚まで片付ける集中力が続かず、結果的に出しっぱなしになっている状況でした。
でも「遊ぶ場所」と「片付ける場所」がひとつになったことで、“出して遊ぶ→終わったら戻す”という動作が自然とできるように!
これには、おもちゃの大きさや量に合わせて浅型と深型のボックスを使い分けたことも大きく影響していそうです。
『1ボックス1種類』と決めたことで、息子自身もどこに何が入っているかがわかりやすくなり、片付ける意欲にも繋がったと思います。
さらに、以前はリビングやキッチン、時には玄関や階段など、あちらこちらにおもちゃが点々と散らかることも多かったのですが、このテーブルができてからは、自然とこの場所に集まるようになり、「親にとってもラクな収納」になったと思います。
使い方に注意が必要かもしれない点
メリットと表裏一体なのですが、プレイテーブルの大きさには限界があり、遊びの幅が少し制限されることがあります。遊びによってはスペースが足りないと感じることもありました。

息子はトミカの街づくりをダイナミックにしたいタイプだったので、プレイテーブル上だけではスペースが足りませんでした。
”全ての遊びをプレイテーブル上で”と考えるのは難しいので、用途によっての使い分ける必要があると感じました。
プレイテーブル収納の“今”
最初に”カラボ・プレイテーブル”を作ってから、2年経ちました。
その間に息子の遊び方も少しずつ変化し、一時カラボをクローゼット収納として使っていたこともありましたが、現在は再びプレイテーブルとして活躍中です。
以前のように、たくさんのおもちゃを広げて遊ぶことが少なくなった今の方が、むしろ相性が良いかもしれません。
専用のプレイテーブルや思い切ってトロファストを買う、そんな選択肢も考えましたが、子どもが使うものには、いつか”終わり”がきます。
だからこそ、役目を終えたときに別の場所でも使え、また必要になったらプレイテーブルとして復活させることもできる。
そんな”可変性”のるニトリのカラボで作ったプレイテーブルは、我が家にはぴったりだったと感じています。
収納に悩んでいる方の参考に、少しでもなれたら幸いです。