子どもの遊びを整える

本気で選ぶ!木製ドミノおすすめ5選|仕掛け・安定感・デザインで比較しました

2025年6月19日

カプラを買ったばかりの頃から、なんとなくドミノ風に並べて遊んでいた我が家。
たぶん最初は、私か夫が並べて、それを見た息子も真似しながら遊び方を覚えていったんだと思います。

「ちゃんとしたドミノを買おうかな…」
そんな考えが何度か浮かびましたが、カプラで代用できているし、まあいいかと現在まで購入には至らず。

でも実際に遊んでいると、幅が狭くて長さのあるカプラは、バランスがとりづらい。
フローリングでは滑ってしまうこともあり、
「あと少しで全部倒せたのに…!」ともどかしい思いをすることもよくあります。

そもそもドミノ用に作られていないんだから、しかたがないんだけどね。

やっぱりもっとスムーズに倒れて、
見た目もかわいくて、
できれば仕掛けなんかも設置できたら最高!

そう思った私は、ついに“真のドミノ”を本気で探すことにしました。

この記事は、信頼できるメーカー5社の木製ドミノを比較しながら、
「今のわが家にぴったりなのはどれ?」を探していくリアルな検討記録です。

ドミノにハマったきっかけ

そもそも、ドミノにハマったのは誰かというと――
他でもない、私です(笑)

カプラを並べてドミノとして遊んでいると、
倒れるときの音や、すべてがきれいに倒れたときの達成感が、なんとも心地いい。

カプラって、崩れたときの音にもこだわってデザインされているんだよ!

しかも、「並べて→倒す」という目的がハッキリしている遊びだからこそ、
トミカを永遠と走らせたり、終わりどころの見えないごっこ遊びよりも、
息子と自然体で楽しめている感覚がありました。

息子も私ほどではないにしろ、ピタゴラスイッチの影響で
ビー玉を転がしたり、倒れてつながる仕掛けが好きなので、
お互いに楽しく遊べていたなという記憶があります。

でも――
ずっとカプラで代用していたのに、なぜ今「真のドミノ」を買おうと思ったのか。

それは、小学2年生になった息子の、おもちゃ卒業の気配をなんとなく感じているからです。

先日の記事でも、「小学生はまだおもちゃで遊んでいい」と書いたばかりだけど、
それでも残された時間は、あと数年。

だったら、今のうちに――
悔いのないように、2人で楽しめるものをちゃんと選びたい。

そう思ったのが、今回の「本気のドミノ探し」の理由です。

今回比較する“本気のドミノ”5社

一口にドミノといっても、実はかなり種類が豊富。
安価なものなら100均でも手に入りますし、たくさん入っているプラスチック製のものや、
直方体の積み木(レンガ積み木)をドミノ代わりにする方法など、選択肢はさまざまです。

その中で今回は、私の好みを全面に打ち出して(笑)
「木製」「ドミノと明記されている」「信頼できるメーカー」
という3つの条件で、候補を5社に絞りました。

  • エドインター(日本)
    安心の日本製。やさしい色合いで、サイズも小ぶり。収納袋付きの気軽さも魅力。
  • HABA(ドイツ)
    精度の高い木製パーツに、ベルやスロープなどの仕掛けがついた本格派。お値段はやや張るけれど、遊びの幅は抜群。
  • Hape(ドイツ)
    ポップな色使いと豊富な仕掛けが魅力。動きのある遊びができて動画映えもしそう。パーツが多い分、片付けには一工夫必要かも。
  • ボーネルンド(デンマーク発/日本販売)
    安定感のある大きめピースで、小さい子でも扱いやすい設計。仕掛けはないけど、収納ケース付きで扱いやすいのが嬉しい。
  • ジェコ(フランス)
    木+金属+紙など異素材ミックスで、まるでアートのような仕掛けドミノ。見た目の楽しさはダントツ!ピース数は少なめ。

メーカーそれぞれに魅力があり、
「どれを選んでもきっと楽しい」と思える一方で、
わが家の“今”に合うのはどれだろう?という視点で、じっくり比較していきたいと思います!

我が家に合うのはどれ?5社のドミノを比較!

まずは今回ピックアップした5社の商品を順番にご紹介します。
最後に特徴や価格、遊び方の違いなどをひと目で比較できる表も用意しましたので参考にしてくださいね。

エド・インター|キャンディドミノ/ドキドキドミノ

カラフルでかわいらしい色合いが魅力の日本製ドミノ。
くまさんピース40個と長方形ピース40個に
ギミックパーツも7種類とボリューム満点。
ピースは少し小さめで軽く、子どもの手でも扱いやすそうです。

収納袋がついていて、お片付けや持ち運びも簡単。
“初めてのドミノ遊び”にぴったりな安心感があります。

デザイン違いの『キャンディドミノ』もあり。

✔️ シンプルで扱いやすく、小さな子どもにも安心なサイズ
✔️ 国産の木製玩具として、プレゼントにも人気

HABA(ハバ)|アニマルドミノレース

ベルやスロープ、動物パーツなど、仕掛けが盛りだくさんの本格派ドミノ。
木製パーツの精度が高く、倒れるときの音が気持ちいいのも魅力です。

お値段はやや高めですが、“見て楽しい・倒して楽しい・仕掛けて楽しい”の三拍子そろったセット。

✔️ピタゴラ系が好きな子にドンピシャ
✔️仕掛けの数=想像力の広がり!長く遊べそう

Hape(ハペ)|はじめてのカラフルドミノ

名前のとおり、はじめてのドミノ遊びにぴったりな大きめピースが100個。
動きのある仕掛けパーツ(玉転がし、ジャンプ台、回転など)が6種類入っていて、倒れるたびに演出が派手。

充実のセット内容なのに、お手頃な価格帯も魅力的。
『ロボットファクトリー』というレベルアップバージョンもあり。

✔️立体のギミックパーツが多いので収納は少し工夫が必要かも
✔️ 遊びのテンションを上げたい子にぴったり

ボーネルンド|マイ ドミノ・ファン

ピースはやや大きめ&太めで、安定感バツグン。
倒すときの感覚がとても心地よく、「倒れやすさ」「片付けやすさ」のバランスが優秀です。

収納ケースが付属しているので、出し入れもスムーズ。
仕掛けこそないけれど、“シンプルな倒す遊び”を極めたい子に◎

✔️安心感が欲しい家庭におすすめ
✔️収納面まで考えられていて使い勝手◎

ジェコ(Djeco)|ジグ&ゴーシリーズ

フランス発の知育ブランド「ジェコ」の仕掛けドミノ。
アート性の高い見た目と、ユニークな動きが特徴です。

「おしゃれなおもちゃを楽しみたい」
「親子で一緒に組み立てながら遊びたい」
そんな願いが叶う、ワクワク感たっぷりのセット!

✔️仕掛けの精巧さと見た目の美しさにうっとり
✔️ピース数は少なめなので、単体よりシリーズ展開向き

メーカー商品名特徴ピース数価格目安仕掛けおすすめ度
エド・インターキャンディドミノ・ドキドキドミノ国産でやさしい色合い。コンパクトで扱いやすい80
約8,000円7種類★★★
HABAアニマルドミノレース木製+動物テーマの仕掛けパーツ付き。精度◎240約17,000円3種類★★★★★
Hapeはじめてのカラフルドミノ/ロボットファクトリー多彩な仕掛け。色使いが楽しく遊びの幅が広い100約6,000円6種類★★★
ボーネルンドマイドミノ・ファン安定感ある大きめピース。仕掛けなしでも倒しやすい100約6,500円4種類★★★★
ジェコジグ&ゴーシリーズ(全7種)木+金属+紙素材の複合。デザイン性・仕掛け特化25〜52約6,000〜15,000円3種類★★★
こっこ
こっこ

今回は含めませんでしたが、GRIMM’S(グリムス)・ニチガン・IKEAからも木製ドミノが出ていますよ!


それぞれに魅力があって正直めちゃくちゃ迷いますが、
この比較をもとに、「わが家の今にいちばんフィットしそうな1つ」を選んでいきたいと思います。

 

比較して見えてきた”我が家のゆずれない条件”

ここまで5社の木製ドミノを見てきて、
「どれも魅力的だし、正直どれを買っても楽しめそう」と思う一方で、
“わが家にとってのベスト”はまだ見つかっていない…そんな感覚が残っていました。

比較することで見えてきたのは、
私たちにとって譲れない条件が、意外とハッキリしていたということ。

我が家の“ゆずれない条件”はこの5つ

  1. スムーズに倒れて、安定感があること
    カプラでは何度も“途中で止まっちゃう問題”があったから、これは最重要ポイント
  2. 木の質感がよいこと
    「塗装されている表面がツルツルだった」というレビューに抵抗感があってハッとした。手触りや質感も大切にしたい要素。
  3. 形がシンプルなこと
    息子の年齢的にも、私の好みとしても、動物やキャラクターの装飾はもう必要ないかなと。“長方形のブロックが並んで倒れる”、その潔さが理想!
  4. 仕掛けがあること
    シンプルドミノはカプラでも経験済みなので、今回は「ちょっとした仕掛け」も取り入れたい。
  5. 日本国内で安心して購入できて、情報がしっかりしていること
    個人輸入や海外サイトも視野に入れれば選択肢はもっと広がるけれど、今回は買いやすさ&安心感を優先したい。

この5つの条件を満たしてくれるものって、意外と少なくて。
比較したメーカーも素敵だったけど、いまひとつ決めきれない理由は、少しずつ条件に合わない部分があるからだと気づきました。

何かを妥協するか、さらにリサーチしてみるか、そもそも購入を見送るか、
我が家が下した決断は──次の章に続きます。(ひっぱる人w)

ついに決定!わが家が選んだ“本気のドミノ”はこちら

結論から言うと──
実は今回、比較した5社の中にはなかった別のメーカーのドミノを選びました。

それが、「小さな大工さん」の木製ドミノです。

「それはないでしょう」と突っ込まれそうですが、ページを閉じずに最後まで読んでもらえたら嬉しいです。

「小さな大工さん」って?

家具職人さんが立ち上げた、日本の木工ブランドです。
積み木について調べたことがある人なら、一度は耳にしたことがあるはず。
無垢材ならではの手触りや、丁寧に面取りされた角など、職人のこだわりが随所に感じられます。

なぜ「小さな大工さん」を選んだの?

比較していく中で気づいた、我が家の“ゆずれない条件”。

  • スムーズに倒れて、安定感があること
  • 木の質感が良いこと
  • 形がシンプルなこと
  • 日本国内で安心して購入できること

この4つすべてを満たしてくれたのが、「小さな大工さん」でした。

仕掛けは少なめ、だけど…

実は、「小さな大工さん」のドミノには仕掛けパーツがあまりありません。

でも、そこで終わらせないのがこっこスタイル(笑)
仕掛けは、別ブランドのドミノ取り入れることで条件をクリアさせることにしました。

選んだのは──ジェコの「Zig & Go」シリーズ!

フランスの知育トイブランド・ジェコ(Djeco)のZig & Goシリーズ。
私の中でジェコはパズルの印象が強かったのですが、ドミノがあるなんて嬉しい驚きでした。

しかも、スロープ・ベル・ビー玉・カラクリ装置…と仕掛けの宝庫で見るからに楽しそう!

最後に

「小さな大工さん」の安定感と質感に、
「ジェコ」のアイデアと面白さをかけ合わせたら
きっと、最強のドミノ時間がつくれる。

息子とできるおもちゃ遊びも、ラストスパート。
だからこそ、納得のいく選択がしたかった。

そのためには必要だったのは、メーカー同士の垣根を超えた共演。
それが、今回の結論です。

あとは、届くのを待つだけ。
どんな風に遊べるか、今から楽しみです。

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